クソネズミ

妄想です。

 

 


おれの住むとこは、アメリカ由来のネズミを可愛らしい生き物であるかのように崇め奉る連中が多い。
それだけじゃない、なぜだか他方からもそのネズミを愛でようと物好きな連中がやってくる。
だけど、これが金になるとばかりに行政はクソネズミにコメツキバッタのようにへーこらしやがる。

元来この国は農本主義だったのだし、ネズミなんて害獣でしかないのだ。
駆除するべき存在なのだ。
あの下等生物をこの街の象徴にするなんて、こんな馬鹿げた話はない。

ってことをを知人の女に行ったところ
「あなた、あの子の可愛さが分からないなんて。それに酷いことをしようと思ってるなんて、人生でロクな経験がないから僻みで歪んでるんじゃないの」

なんてことまで言われる。

これに不愉快なのはおれだけじゃ無いハズ。
お前らいい加減、目を覚ませよ。

ってことで、あのクソネズミをかっさらって来たのだ。
米国っぽい残飯を餌に罠を仕掛けようと思い、食いかけのマクドナルドを放置したのにあっけなく釣られた。
いくら金を生み出そうとも所詮はネズミ、本来はゴミを貪る下等生物なのだ。

「やあ!ぼくMッキー!!。君も夢の国を楽しんでるかな?!」

金切り声のような不快な声がおれの感情を煽るので喉元にデコピンをかましてやる。

「ハヒャッ!?」

って裏返ったような声とともに吹っ飛ぶ。

続いて、ネズミの分際で半ズボンを履いてやがることにもいらっとくるんで、こいつをはぎ取る。
顕になった下半身、生殖器は下等生物に相応しくチンケで歪だ。

「これは、ぼくがぼくであるために、大切なズボンなんだよ。貧乏人のジャップごときが手をかけて良いもんじゃないんだよ」

おー上から目線。
てことで、そいつの使い方を見せてもらおうか。


で、実は先にもう一匹ネズミを捕獲していた。
こいつのツガイのメスネズミだ。

最初捕まえたときに

「はぁい、Mニーマウスよ。夢の国にお金を落としっていってね」

なんて言ったもんだからすぐに虐待した。
最初に耳を切り落とした。
「私の美しい顔になんてことを」
なんて抜かすので、次は尻尾を切り落とした。
尻尾を切り落としたときの方が反応は良く、「痛い」だの「樹上性齧歯目としてのアイデンティが」だのほざいたので服をはぎ取ることにした。
でも暴れまわるので、ホディごと浄化、つまり着衣の状態のママ燃やした。
「敗戦国のくせにふざけるなああ!!リメンバー・パールハーバー!!!」とか威勢のいい発言も最初のうち、1分もしないうちに命乞いをしてきたので水をぶっかけた。

その御蔭で被毛も焼けただれ、全裸なのに斑な禿で中途半端な全裸状態だ。


それでMッキーには今からMニーマウスと交尾をするように強要した。

「ハハッ!。バカな人間だね。きみなんかより高額取得者のぼくはきみの言うことを聞くと思うのかい?。でもこのところ交尾はご無沙汰だったね。HEY!今すぐケツをだすんだよ」

と、全裸のクソネズミ二匹が交わりだす。
あ、下等生物が全裸なのは正しい姿なんだ。
でもメスのほうがところどころ被毛も禿げてて、前身が真っ黒な被毛で覆われたオスとの対比が面白い。

「おいこのビッチ!くっせえオマンコが焼けて少しは消毒されたみたいだな」
「いやあやめてえええ!!!!」
「いつも楽しんでたじゃないか。ぼくたちネズミは交尾くらいしか生きる楽しみがなかった。今ではバカな人間どもからお金を巻き上げて色んな楽しみもある。でもやっぱり交尾が一番だね。ほら、もうすぐ・・・もうぐ出るよ・・・中にだすよ・・・・・・」

メスネズミは両手で顔を覆い「嫌だぁ」と何度も言う。
オスネズミは大きく見開いた眼なのは相変わらずとして、口元からドヤ顔をアピールしてるのがわかる。


あーそろそろ終わらせとくか。


ってことで、結合部もそのままに二匹をつまみ上げ、水の入った水槽に押し込む。
出てこないように蓋は厳重に、そして水中モーターで水流を作る。

メスネズミの方は先に切断した尻尾のあたりから大量に出血しだしている。
動きも緩慢になり、もうすぐ死ぬだろう。

オスネズミの方は、交尾の後の賢者タイムから冷めやらぬうちだ、現状を認識できずに暴れ、水槽の壁面になんとも顔をぶつける。
数分間ぶつかり衝撃で大きな眼球がこぼれ落ちた後、そのまま動かなくなった。
動かなくなった二匹はそのうち水中モーターに巻き込まれ、水槽には下等生物の血と肉と臓物が漂う。

水槽の中身はは明日、近所の海に捨てよう。
高度成長期以降ずうっと汚れた海だったが、それ以前は豊かな漁場だった。
近年では浄化活動も進み魚の戻ってきて、また貝類や小型甲殻類などベントス食性生物も増えて生物による自然浄化も循環するようになっている。
駆除した害獣の成れの果てもきっと彼らが浄化してくれることであろう。